◇「俺しか分からぬ男の気持ち/ドスできざんだおまえの名/うつろな胸のかたすみで/おもいを今も抱きながら/ゆうひのはてに燃え上がる/明日と呼べる日が/いつかくる」渡哲也 無頼人斬り五郎
◇土曜日に新宿で飲んでいたら高野がいた。青学の高野だ。何をしてるの? と尋ねたら「俺はシラケている」と答えた。
◇例えば情報化時代というけど、私たちは巨大な無意味な事が溢れている事は知っていても、本当の言葉というのは聴いてはいない。私たちは今、沈黙の宙に浮いているのであり、他人の言葉は私の肉体を透り抜けるしかない風だ。だけど、ほんの数人の裡から発せられる、かすかなうめきに似た言葉が私を突き動かす。ほんの数人だ。それもとぎれとぎれだ。彼らの言葉が私を突き動かす限り、私は彼らを信じる以外にない。
◇何を信じるというのだ。
◇人は弱いものだと、という時、それじゅあ何に対して弱いんだ、という問い方を僕はしたと思う。それは、人の強さに対してだ。
◇質問とは答えと対になって存在する。
冗談じゃねぇ。